日赤基金の財政

平成21年度 資産運用概況

日赤基金の平成21年度の資産運用概況について報告します。

運用実績

平成21年度は、「サブプライムローン問題」「リーマン・ブラザース証券の破綻」などに端を発した、世界の金融市場の混乱に対する各国政府の経済金融対策を背景に、株式を中心に運用環境は大きく改善した結果、基金の運用利回りはプラス14.38%となりました(基金設立から平成21年度末までの通算運用利回りは1.98%)。
しかしながら、本年度に入ってギリシャの財政危機に端を発した信用不安が表明化したことなどから、再び厳しい運用環境となるなど、当面は不安定な状況が続くものと思われます。
当基金ではこれらの基金を取り巻く環境の変化を受けて、平成19年度から「厚生年金基金等の制度のあり方検討委員会」および「厚生年金基金等の財政・資産運用のあり方検討委員会」を設置し、これからの基金制度についての検討を重ねております。
当基金は、国による厚生年金基金の財政運営の急激な悪化への施策である「掛金引上げの猶予期間(「長期運営計画」の提出を前提に、平成22年度から2年間)」の適用中でありますが、この2年間は、基金が抱える構造的な問題を解決するための準備、検討期間と位置づけられております。平成24年4月までには長期的に持続可能な制度を実現するための構造改革が求められております。

運用利回りの推移

運用利回りの推移

年金資産総額の推移

(単位:億円)

年度 平成4年
10月
(設立時)
5年度 6年度 7年度 8年度 9年度 10年度 11年度
金額 523 719 865 1,041 1,192 1,406 1,564 1,864
年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度
金額 1,801 1,828 1,657 2,042 2,243 2,868 3,129 2,825
年度 20年度 21年度
金額 2,384 2,864

※年金資産総額は、年度末における信託資産(債券、株式)および保険資産の総額を表しています。

※「厚生年金基金財政運営基準」の変更に伴い、平成8年度以前は簿価額、平成9年度以降は時価評価額で表しています。

過去の試算運用報告

年度 決算概況
平成20年度 資産運用概況
平成19年度 資産運用概況
平成18年度 資産運用概況
平成17年度 資産運用概況
平成16年度 資産運用概況
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